9.日本の税務

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日本の税務

日本での法人にかかる税金は、大まかに以下の通りです。

1.法人税(国税)

会社の所得額(≒利益額)に税率をかけて税額が計算されます。法人税は、所得がゼロ以下の会社には課税されません。 また「青色申告」の申請をしていると損失額は、10年間繰越できます。

所得金額 年800万円以下 年800万円超
税率 16.54% 25.59%

2.法人住民税(地方税)

法人住民税とは、法人にかかる都民税と区民税(東京都)で、法人税率に住民税率(7.0%、法人税額が年1,000万円以下)をかけて計算されます。

所得金額 年800万円以下 年800万円超
税率 1.05% 1.62%

3.事業税等(事業税、特別法人事業税)

事業を営むことに対して課される税金で、所得の額に応じた率で課税されます。

所得金額 400万円以下 800万円以下 800万円超
税率 4.80% 7.26% 9.59%


上記の1~3の税金を資本金が1億円以下の会社で合計すると、およそ次のようになります。

税金の種類 所得金額(≒利益額)
400万円以下 400~800万円以下 800万円超
法人税 16.54% 16.54% 25.59%
住民税 1.05% 1.05% 1.62%
事業税 4.80% 7.26% 9.59%
合 計 22.39% 24.85% 36.80%

実効税率は、これより少し低くなります。

4.消費税

消費税は物品の販売、サービスの提供の対価に対して課税される税金です。消費税は最終的には消費者が負担する税金ですが、 消費税を納めるのは事業者(会社)です。

原材料業者 製造業者 小売業者 消費者
売 上 600 1000 1500 購入1,500
消費税150
消費税 60 100 150
仕 入 600 1000
消費税 60 100
消費税差額 60 40 50 計150

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