日本の労務管理に関するQ&A

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日本の従業員が加入する保険制度はどのような仕組みになっていますか。概要を教えてください。

日本の保険制度の概要は以下の表のとおりです。

保険の種類 給付の対象 保険料の支払い方法
1.健康保険 従業員やその家族の病気、ケガ、出産、死亡など 事業主と従業員が折半し、給与から控除。事業主が当月分を翌月末までに支払い
2.介護保険料 高齢者等に介護サービスを給付する制度、40歳以上の従業員が対象
3.厚生年金保険 従業員の65歳以降の老齢年金、遺族年金、障害年金など
4.雇用保険 従業員の失業時の生活保障など 事業主と従業員が共に負担し、事業主が1年分をまとめて支配い
5.労災保険 従業員の勤務中や通勤中のケガや病気、障害状態、死亡など 事業主のみが保険料を負担し、1年分をまとめて支払い

上記の保険は一部適用除外となるケースもありますが、多くの事業所ではすべての保険に加入するケースが大半を占めます。状況にもよりますが、 支払った給与のおよそ20%は上記の各種保険料として控除されるため、仮に月額300,000円の給与を支払ったとしても従業員が実際に受けとる金額はその80%の240,000円程度となります。


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